人間社会や組織にまつわる歴史や事実には、人の考えや思いが背景としてあります。
思いを形成するのは、人の価値観や哲学、生きてきたことの積み重ねであり、私たちはそこにある原理や原則を発掘し、発信します。
原理原則とは、物事の成り立ちの根本を教えてくれる理です。
“こうなったらこうなる“という道のりのようなものがそこにはあります。
それは因果律のような線形のものでなく、複雑化、立体化したものから生じる一種のバイオリズムのようなものともいえるでしょう。
科学や学問、宗教、時代を超え、人類共通にもたらすものです。
原理原則を知り、触れるからこそ、未来に起こりうることを先読みし、行動することができる。
それは、正しさに迷ったときの指針となるでしょう。
ことわざの「塵も積もれば山となる」は、多くの示唆を私たちに与えてくれる原理であり原則です。
だからこそ、何かを目指し努力する人を「小さな積み重ねが目標達成への道になるんだ」と奮い立たせ、
背中を押すと同時に、それをおろそかにする心を正す言葉でもあります。
ものごとの原理原則に触れることで、思考し、前に進むきっかけが生まれる。
そんなプラットフォームとなっています。
私たちは「意思決定の支援を通じて社会の進歩発展に寄与する」という理念を掲げ、事業をすすめてきました。
一つ一つの意思決定が未来に作用し、社会をより良い方向へ導く。
その働きが増える土壌を創りたい。
そんな願いの形の一つとして、Focus Onは誕生しました。
誰かの生き方や考え方、思いに触れたことで、共感し、勇気づけられた経験をもつ方は少なくないと思います。
世の中を一歩前に進めたいという思いをもつ人の背中を押し、それにより「世の中が良くなる」きっかけが大小を問わず生まれること。
そして、何度訪れてもそのたびに新たな選択肢に出会うことができ、読み返される価値のあるバイブルのような存在でありつづけること。
それによって拓かれる未来があることを願っています。