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私のきっかけ

社会に思いをもって行動するイノベーターたちは、その半生の中でどのような作品(書籍・音楽・映像など)と出会い、心動かされてきたのでしょうか。本シリーズでは、社会に向かって生きる方々にお話を伺い、それぞれの人生の“きっかけ”となった作品をご紹介していきます。


▼今回のイノベーターはこちら

株式会社きゅんとふる 末永春菜

代表取締役

1997年生まれ。千葉県出身。日本大学法学部在学中は、2017年ミスコン準グランプリに選出される。大学卒業後、2019年6月に株式会社きゅんとふるを起業。全ての人のきゅん♡を満たすべく、SNSマーケティング、キャスティング関連事業を展開している。



―きっかけとなった作品はありますか?

They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary. (本当になりたい自分は、どういうわけか心がすでに知っているんだ。それ以外のことはすべて二の次でいい) 



―Stanford University(2005)「'You've got to find what you love,' Jobs says」 

https://news.stanford.edu/2005/06/14/jobs-061505/)より引用。 


これは、スタンフォード大学の卒業式でのスティーブ・ジョブズのスピーチの一節なんですが、これを聞いてスティーブ・ジョブズの言葉にめちゃめちゃ共感しました。


―その作品との出会いは?またその出会いによって、どんなきっかけが生まれましたか?


当時内定をいただいていたインターン先の会社でこの動画を見せられたんですが、この一文を聴いて、「ここは私のいる場所じゃない、これは私のしたいことじゃない」って思いが深くなったんです。


自分はここに就職するべきなのかと悩んでいたんですけど、これを聞いてここにいるのは違うなって思って。次の日には行動を起こしてました。内定を辞退するきっかけになりましたね。


―その作品から何を得ましたか?


このスピーチを聞いて、自分が本当にやりたいと思える仕事をこれからもやっていきたいなって思うようになりました。起きている時間のほとんどは仕事ですよね。仕事が苦だと人生本当に辛いと思うんですよ。だったら自分のやりたい仕事をやっていきたいなと思って。


私の場合、当時お世話になっていた経営者の方に言われたから起業しようってなったけど、自分の中でもともと社長になりたいとか起業したいって気持ちはなくて。起業したかったというよりインフルエンサー事業がやりたくて、その手段が起業だったって感じです。


これから何十年も仕事をしていくのに自分のやりたくないことは絶対できないと思ったので、そういった面で自分が楽しいと思える事業をこれからは率先してやっていきたいなと。


今就活中の人たちも、みんなが就活してるから流されて就活するんじゃなくて、本当に自分がやりたいことを見つけてほしいなと。流されて就職してやっぱり辞めたんじゃもったいなくて、就活の中で本当にやりたいことは何なのか、自分がこれからどうなっていきたいのかを見つめなおしてほしいなと思いますね。私も就活の中でやりたいことを見つけて、結果的に起業という選択をしたので、それが起業じゃなくても就職でも、本当にやりたい職業を見つけてほしいなって思います。


ありがとうございました。


▼末永春菜の生き方がここに
『全ての人を「きゅん」で満たしたい ― 心に一途だから自分の人生に恋することができる』


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