Focus On
布田尚大
株式会社drapology  
代表取締役CEO/GOZEN代表
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or社会に思いをもって行動するイノベーターたちは、その半生の中でどのような作品(書籍・音楽・映像など)と出会い、心動かされてきたのでしょうか。本シリーズでは、社会に向かって生きる方々にお話を伺い、それぞれの人生の“きっかけ”となった作品をご紹介していきます。
… 今回作品をご紹介いただいたイノベーター …

株式会社ベル・フルール 今野亮平
代表取締役社長
1977年生まれ。東京都出身。大学、専門学校を経て、グラフィックデザイナーとして従事。25歳のとき、前身となる母親のフラワースクール「Belles Fleurs de Konno」を法人化した。専務として事業に携わるとともに、自身もフラワーデザイナーとして2006年「日本フラワーデザイン大賞(生花部門)」1位を受賞。2018年、株式会社ベル・フルールの代表取締役に就任した。花に関するすべての要望に応えるフラワーデザインカンパニーとして、フラワーアレンジメントの制作・販売だけでなく、教育分野や、店舗・イベントの空間ディスプレイなど、幅広い事業を手掛けている。
https://www.belles-fleurs.com/
オレゴン州ポートランド |
| 「全米で最も住んでみたい都市」として知られるポートランド。ナイキやコロンビア・スポーツウェアなど世界的ブランドの発祥の地であり、クリエイターや若者を中心に移住者が絶えない、エコロジカルでクリエイティブな街だ。留学生としてそこで過ごした体験は、忘れがたいものだったと今野氏は語る。人種でも国籍でもなく、一人の人間としてどうあるべきか。その問いは今も、経営者としての判断軸でありつづけている。 |

移動の距離だけ人は成功すると言われることもありますが、旅をすることは大切にしています。なかでも自分にとってきっかけとなった場所は、大学時代に留学したオレゴン州のポートランドですね。
オレゴン州はナイキやコロンビア・スポーツウェアが生まれた場所ですし、起業しやすい街として有名で。そこで過ごせたことは、今でも自分の人生観やクリエイティビティに影響していると思います。
ポートランド州立大学(PSU)に留学していて、大学のサッカー部に入ったんです。そこではまさに世界の縮図を実感する出来事があったのですが、オレゴン州は住民の8割が白人なんですよ。実はそんなことも知らずに行ったのですが(笑)。
サッカー部でプレーしていて、最初はパスをもらえなかったんです。当時の私はそれが悔しくて、あるときメッシのようにボールを渡さず、相手チームの選手をほとんど抜いたんです。そしたら「お前は本当にすごいな」と、そのままレギュラーになって、学校の勉強以上に英語を学べたのはサッカー部のおかげだったんです。
結局、人種がどうとか「何人だから」ではなく、一人の人間としてどうなのかが大切だなと感じて。それ以来、自分を「地球人」だと思うようにしています。
いまだに年に1回は海外旅行に行くようにしています。去年はカンボジアに行ったのですが、現地のジムに行くと、そこでは日本とは比べ物にならないくらい最新設備が揃っていたんですよ。今はテレビだけでなくYouTubeやSNSが発達した時代ではありますが、最後は現地に行かないと得られない実感があると思っていて。フェイクニュースやAIが作った情報も存在するからこそ、ステレオタイプに惑わされないようにする姿勢は大切だと思っています。
今は社員にもベトナム人が2人いて、もちろん過去には裏切られたりもしましたが、日本人も同じですよね。あくまで何人だからと決めつけない。日本人だから偉そうにしたりするのは違うと社内では話しています。
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