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私のきっかけ ― 『大地の子エイラ』著:ジーン・M. アウル

社会に思いをもって行動するイノベーターたちは、その半生のなかでどのような作品(書籍・音楽・映像など)と出会い、心動かされてきたのでしょうか。本シリーズでは、社会に向かって生きる方々にお話を伺い、それぞれの人生の“きっかけ”をご紹介していきます。



… 今回きっかけをご紹介いただいたイノベーター …

Great Place To Work® Institute Japan 荒川陽子

代表(株式会社働きがいのある会社研究所 代表取締役社長)

東京都出身。2003年HRR(現リクルートマネジメントソリューションズ)入社。営業職として中小から大手企業までを幅広く担当。顧客企業が抱える人・組織課題に対するソリューション提案を担う。2012年から管理職として営業組織をマネジメントしつつ、2015年には同社の組織行動研究所を兼務し、女性活躍推進テーマの研究を行う。2020年より現職。コロナ禍をきっかけに働き方と生活のあり方を見直し、小田原に移住。自然豊かな環境での子育てを楽しみつつ、日本社会に働きがいのある会社を一社でも増やすための活動をしている。

https://hatarakigai.info/





     人生のきっかけ    
 『大地の子エイラ』著:ジーン・M. アウル

 こんな人に読んでほしい 
 難しい課題が目の前に立ちはだかっていると感じている人

 こんな風に読んでほしい 
 まずは1冊、仕事から離れて思考を広げる気持ちで

世界累計4,500万部を超え、フランス政府から芸術文化勲章も贈られたジーン・アウルの長編小説『大地の子エイラ』。考古学や人類学の綿密な調査にも裏打ちされた物語では、異なる人類のなかで育った少女が、知恵と工夫で自らの道を切り開いていく姿が描かれる。世の中は多様で、どうにもならないこともある。それでも人は生き抜いていく。そんな読後感を残す本書について、「下手なビジネス書を読むよりよほど深みがある」と荒川氏は語る。



きっかけの紹介

きっかけとなったものはありますか?

昔から本を読むのが大好きで、小学生のときに『大地の子エイラ』という小説に出会ったんです。物語は、主人公であるクロマニョン人(新人)の女の子が、ネアンデルタール人(旧人)に育てられるというお話で、まったく違う人類同士が交わり生活していくなかで、相手をリスペクトしたり、多様性を受け入れていくんです。上中下巻ある分厚い本になっていて、シリーズ全体では全6部全16巻もあるのですが、ものすごく面白く読んでいましたね。


人生の思考の変化

そのきっかけとの出会いは?


私が本好きだということを知って、友だちのお母さんが紹介してくださったんです。


主人公は最終的に育ててもらったネアンデルタール人の集落を出て、一人で生きていくのですが、いろいろなことを工夫して試行錯誤を繰り返していくんです。自分一人で困難に立ち向かっていく姿はすごくかっこいいなと思っていましたし、そうして道を切り開いていくところにも、おそらく当時の私はワクワクしたんだろうなと思います。


目の前のことに試行錯誤しながら、生きる道を切り開いていく。そんな女性への憧れは、今にもつながるものだったのかなと思いますね。


きっかけが影響を与えた行動

そのきっかけから何を得ましたか?


「大変だ、難しい」と思っても、とにかくまず一歩踏み出してみるということは、すごく大事にしています。とにかく動かなければ何も始まらないので、まず複雑だと思える部分を一旦分解してみて、着手が容易なところからやってみる。そうすると、いろいろなところが動いて進みはじめるので、解決に近づいていくと思っています。




荒川陽子の生き方がここに


世界基準の「働きがい」をすべての職場へ
― 組織も生き方も、個のオーナーシップが軸になる





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